「第九」を歌うにあたっての注意点・Dr.Bernstein の指導から
この指導概要は、特に私たちL.A.Daikuが注意を受けてきたことを列記しました。皆さんが今までに多くの
指導者に指導を仰ぎ、第九を演奏し来られましたので、重複する箇所があると思いますが、
リハーサル前に楽譜と一緒に目を通していただけると幸いです。曲想は、ほぼ楽譜どおりとする。

1.        まず、母音(第一母音)で歌う。語尾の子音は、次の言葉の最初につける感じで母音を延ばす。
「ダイネdei-ne」→「ダーイネde-ine」で「ダイーネ」としない、
    「ビンデンbin-den」→「ビーンデンbi-nden」で「ビンーデン」と歌わない。
「D」歌い方は、単語の始めにアクセントで語尾は弱く。 
例: ダーイネ、ツァーウバー、ビーンデン、ヴぃーダェ、
2.        息継ぎは、原則としてピリオド、カンマがある箇所で、他はカンニングブレス。
3.        Bass 290小節 dim. とあるが、音程があがるごとにクレシェンドする。
4.        321小節から、セパレートする。しかし、スタッカートではない。
5.        543(M)小節から、息継ぎは、8小節ごととする。また、レガートで。
6.        570小節、Brϋder は、前の小節より強い。586小節も同じ。
7.        男声596小節、セパレート。598小節も同じ。強+弱と演奏する。以降同じ。
8.        600-601小節、Kuss der gan-zen Welt!  derの後で、息を継がない。このフレーズは常に。
9.        602小節、男声、最後に四分休符を入れる。
10.        604小節、606小節、セパレートする。606小節のアルトからベース&ソプラノ、
       テナー、と次々に歌うDiesenので出しをハッキリと。
11.        611小節から、recitativo 、フレーズでテンポが変わります。指揮をよく見る。
12.        616小節、lie-ber Va-terのフレーズは、息を継がない。624小節も同じ。
13.        619小節、Brϋder fですが、イモーショナルにはソフトに。気張らない。
14.        622小節、-zelt muss   は、-ze-ltmuss と演奏する。
15.        626小節、セパレートする。
16.        631小節、stϋrzt  で、rの発音は、ほとんど出さない。発音ハッキリと。
17.        635小節、ピアノからはじめる。
18.        638小節、気張らない、怒鳴らない。
19.        642小節、小節いっぱいfで延ばす。細らない。
20.        650小節から、夜空の星を思い浮かべる。pp です。
21.        652小節女声、653小節男声の muss は、短く演奏する。
22.        655小節から、フレーズ内で抑揚をつける。アルトの出だしの音正確に。
23.        676小節のアルトしっかりと。ソプラノ700と704小節ので出しハッキリ。
     (700はChest voiceで)
24.        737小節テナー、741小節アルトの全音符は、クレシェンド。
25.        757小節アルト、Cナチュラル。
26.        795(S)小節から、801小節の前まで、no breathです。 
   ディクションをハッキリ発音。818小節も同様
27.        810小節一拍目まではffで演奏。
28.        811小節 Brϋder の後で、息継ぎ。
29.        832小節、Poco Adagio となる。
30.        880小節から、セパレートする。
  
  特:Seid umschlungen の「ウムシュルンゲン」発音は、「ウムシュルンーゲン」でなく「ウムシュルー
ンゲン」であ 
  り鼻濁音で「-ŋen」 となります。                   L.A.Daiku 技術委員会
12・2012